こんにちは!グローハイの海外進出サポートチームです。
コロナ禍をきっかけに急速に広まった「オンライン展示会」。リアル展示会に代わる新たな営業・マーケティング手法として、今では製造業からIT企業、商社まで幅広い業界で導入が進んでいます。
しかし、「どのように運営すれば成果が出るのか」「リアル展示会との違いは?」といった疑問を持つ企業も少なくありません。
本記事では、オンライン展示会 事例をもとに成功のポイントや失敗から学ぶ改善策を徹底解説します。自社の展示会戦略を見直したい方、これから導入を検討している方に役立つ内容です。
■グローハイでは海外オンライン展示会「VirtualExpo(ヴァーチャル・エキスポ)」の出展をサポートしています。
VirtualExpoは機械、建築、造船、医療、農機、航空の6分野における製造業のBtoB専門オンライン展示会です。
欧州や北米、南米、さらにはアジア、中東アフリカ等にもリーチ可能なオンラインによるビジネスマッチング・プラットフォームです。欧州バイヤーが半数以上を占めるVirtualExpoに出展することで、欧州を始めとする世界各国・地域への販路開拓が可能となります。
出展するには英語対応が必要で、グローハイでは日本企業様のVirtualExpoの営業窓口を担っております。
目次
- オンライン展示会の定義と仕組み
- リアル展示会との比較
- 市場拡大の背景
2.バーチャルエキスポ(Virtual Expo)とは?世界へ販路を広げるオンライン展示会
- Amazonのような「製品検索リスト」で世界のバイヤーに見つけてもらえる
- 世界中の閲覧データを取得できる
- 成功企業に共通する3つのポイント
- 御社での成功事例:製造業|海外での認知向上と問い合わせ増加につながった例
- よくある失敗例
- 失敗事例から学べる改善ポイント
- 運営・配信・フォローアップで効果が変わる
- 成功事例に共通する3つのステップ
- 自社に合ったオンライン展示会の運営方法
- これから始める企業へのアドバイス
1. オンライン展示会とは?リアル展示会との基本的な違い
■ オンライン展示会の定義と仕組み
オンライン展示会とは、Web上で製品・サービスを紹介し、来場者が
- 動画視聴
- カタログダウンロード
- チャット・オンライン商談
などを行える展示会のことです。
特に 製品情報の見える化(動画・3D・カタログ) が容易で、リアルよりも正確な情報が伝わりやすいのが特徴です。
■ リアル展示会との比較
| 項目 | リアル展示会 | オンライン展示会 |
| 費用 | ブース・装飾・搬入など高額 | 低コストで開始可能 |
| 来場範囲 | 会場に来られる人のみ | 世界中からアクセス可能 |
| 情報量 | 限られる(説明員依存) | 動画・資料など詳細に伝わる |
| 商談 | 対面中心 | チャット・Web会議で即時対応 |
| 効果測定 | 名刺交換ベース | すべて数値で可視化 |
「誰が・どの国から・どの情報を見たか」というデータが残るのはオンライン展示会ならではの強みです。
■ 市場拡大の背景
- コロナ禍による非対面ニーズ
- 営業のデジタル化が急速に進んだ
- 海外バイヤーとの商談需要が増加
- コスト削減効果が大きい
- 展示会を“常設型の営業装置”にできる
オンライン展示会は今や、一時的な代替策ではなく 戦略的なマーケティング手法 となりつつあります。
2. バーチャルエキスポ(Virtual Expo)とは?世界へ販路を広げるオンライン展示会
バーチャルエキスポは、世界中の製品が集まる “国際オンライン展示会プラットフォーム” です。
■ Amazonのような「製品検索リスト」で世界のバイヤーに見つけてもらえる
バイヤーは、Amazonのような検索リストから
- 業界
- 製品カテゴリ
- 用途
- 素材・スペック
などで製品を探し、興味を持った企業のカタログ・写真・技術情報 を閲覧できます。
価格は掲載されておらず、バイヤーが数量・仕様を入力して見積もり依頼を送る方式 になっています。
■ 世界中の閲覧データを取得できる
出展企業は以下が可視化されます:
- 総閲覧者数
- どの国からアクセスされたか
- どの商品がどれだけ見られたか
この分析が 海外向け営業の大きなヒント になります。
3. オンライン展示会 事例から見る成功パターン
成功企業のオンライン展示会には共通点があります。
■ 成功企業に共通する3つのポイント
- 動画やPDFで製品情報を丁寧に見せている
- 問い合わせ導線が明確
- 興味度の高いリードへのフォローがはやい
御社での成功事例:製造業|海外での認知向上と問い合わせ増加につながった例
ある製造業の企業では、海外市場での知名度向上と問い合わせ増加を目標に、オンライン展示会を活用しました。
国内では高いシェアを持つウインチ製品が、海外では十分に認知されていないことを課題に、オンライン展示会を軸にして次の取り組みを行いました。
- ニュースレターの活用
製品情報を定期的に発信し、ブランドの露出を高めることで、製品ページへのアクセスが着実に増加。 - 多言語での製品掲載
英語・日本語・スペイン語・中国語など複数言語に対応し、これまで販売が少なかった地域にもアプローチできるように整備。
バーチャルブースは最大9言語に対応しているため、幅広いバイヤーに自然にリーチできました。
その結果、製品ページの閲覧数が増え、海外からの問い合わせも以前より確実に増加。
特にニュースレター経由のクリック数は 1週間で大きく伸びる など、ブランド認知の向上が実感できる成果につながりました。
「情報を探していた海外バイヤーに、ちょうど良いタイミングで届けられた」という感触を得られた事例です。
4. オンライン展示会 事例に学ぶ失敗と改善策
■ よくある失敗例
- 情報量が少なく、閲覧者が興味を持てない
- 問い合わせ導線がわかりづらい
- フォローが遅く、商談につながらない
■ 失敗事例から学べる改善ポイント
- 必ず動画を入れる(理解度UP)
- 問い合わせボタンを目立たせる
- 興味度が高い閲覧者に早く返す体制を作る
特に、「見られたけど商談につながらない」→導線改善で解決できることが多い
というのは多くの企業に共通しています。
■ 運営・配信・フォローアップで成果が変わる
オンライン展示会は、出しただけでは成果が出にくいもの。
成功企業は例外なく
- コンテンツの質
- 配信の丁寧さ
- フォロー速度
を重視しています。
5. まとめ|オンライン展示会 事例を自社の戦略に活かすポイント
■ 成功事例に共通する3つのステップ
- 製品情報を丁寧に準備する(動画・PDF・比較表)
- 問い合わせ導線を明確にする
- リードフォローを仕組み化する
■ 自社に合ったオンライン展示会の運営方法
- 常設型オンライン展示会で情報を蓄積
- 海外販路を広げたいならバーチャルエキスポ
- 製品が複雑なら動画や3Dモデルを活用
■ オンライン展示会を検討している企業へのアドバイス
オンライン展示会は、“期間限定のイベント” ではなく自社の営業活動を強化し続けるデジタル資産 になります。
特に、バーチャルエキスポのような海外バイヤー向けプラットフォームは、これまで接点がなかった国の企業から問い合わせが来るチャンスがあり、中小企業でも海外販路拡大を実現しやすくなっています。
これから始める企業はまず、小規模でもいいので動画・カタログ・導線の整備から始めること が成功への一歩です。
グローハイでは、豊富な経験と独自のネットワークを活かし、企業の海外進出を全面的にサポートしています。市場調査から現地法人設立、コンテンツ作成、SNSマーケティング、Web広告などのマーケティング戦略の構築まで、成功に向けた最適なソリューションを提供いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
グローハイのサービス詳細についてはこちら:https://glohai.com/
お問い合わせはこちら:https://glohai.com/contact
■グローハイでは海外オンライン展示会「VirtualExpo(ヴァーチャル・エキスポ)」の出展をサポートしています。
VirtualExpoは機械、建築、造船、医療、農機、航空の6分野における製造業のBtoB専門オンライン展示会です。
欧州や北米、南米、さらにはアジア、中東アフリカ等にもリーチ可能なオンラインによるビジネスマッチング・プラットフォームです。欧州バイヤーが半数以上を占めるVirtualExpoに出展することで、欧州を始めとする世界各国・地域への販路開拓が可能となります。
出展するには英語対応が必要で、グローハイでは日本企業様のVirtualExpoの営業窓口を担っております。